SIKUNJEMAのバッグを作ってくれている村。

とっても貧しくて。本当に貧しくて。
ものを持ってなくて、SIKUNJEMAが買い取るバッグだけが頼りです。
でも60人近くの女性メンバーから毎月たくさん買ってあげることは難しく、
なんとかならないかなと考えた苦肉の策。

売り上げの一部を使って、村の人にクワをプレゼントして、野菜を育ててもらおう。
土地はたくさんある。雨もたくさん降ってる。
バッグを作っていないときは畑仕事で、自分の食べ物や、
多くできた時はそれを売ってお金を作ろう。

ということで、4月からみなさんにバッグをご購入いただいたり、
オンラインでご寄付をいただいたりしました。
リーダーのエスタに聞いたら、
「何個かのクワと一輪車を渡すとそれはまた村の中でのケンカの元になったり、
貸し借りで問題が起きるので、全員に一つずつクワをあげたい」とのこと。
「農業用一輪車も一人ひとつじゃないと、
チームワークが売りのこのグループの良さがなくなってしまう」、と。

残念ながら全員に一輪車を買ってあげるほどのお金はなく、
今回はクワを全員にプレゼントしてきました。

リーダーのエスタがクワを注文して、それを取りに行ってみんなにプレゼント。

「自分たちのことを本当に考えて、そんなことをしてくれた人は今までいなかった!」
と踊って踊って、踊りまくって喜んでくれました。その様子はまた次回に!

なにしろ、お力を貸してくださった皆様、ありがとうございました😊
このクワで野菜がうまくできるといいなぁ。
簡単にはいかないけど、少し前進です!

ケニアの様子はまたお届けします。
ぜひ楽しみにしていてください!

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